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とある茄子科の日常 2008/9/26
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世間は花見で賑わっているのに、丁度そのシーズンに学校が始まる。
そんな悲しいことはない。

なんとしても桜を楽しもうと画策していたところ…
昔、ゴールデンウィークに友達と二人で平安神宮を訪れ、
その何もなさにびっくりして帰ってきたということがあった。

その友達から、「平安神宮のライトアップあるからリベンジ行こうぜ!」
とのお達しが来た。行からいでか…!



そんなわけで春は二度目の京都、今回はリクエストもあって、
嵐山・インクライン・平安神宮を目的地として出発。

近鉄特急で一路、京都へ向かう。やはり電車での旅が、一番ゆったりしていて良いものだ。
新名神できたから、バスの方が早いやら安いやらだが、楽しむのが旅である。
どうせならその行き帰り、移動時間も楽しみたい。



京都駅から嵯峨嵐山へ。
ちょっと前は、乗り場がたくさんあってややこしいなぁと思ったけど、慣れた。
大阪に比べればどうということもないんじゃないだろうか。

そうしてやってきました、心のふるさと嵐山。
終わりかけとはいえ一応シーズンなので、電車内も現地も人でいっぱい。

とりあえず渡月橋を渡り、公園へ。
柵に囲まれた、少し大きな枝垂桜は、花びらをほとんど落とし、葉桜になっていた。
それでも、まわりに並んでいる桜は文句なしの満開で、花見客で賑わっていた。
駐車場の桜が一番綺麗に咲いていたと思う。もったいないな、この立地は。

カメラ片手に、人だかりができていた所からパシャリ
ee95197a.jpeg







家のデジカメを超える画素数を持つ携帯カメラの性能は、流石なかなかのものだった。
シーン設定とか、フォーカス設定とか弄ったらもっときれいになるんだろう。



そしてお約束、天竜寺へ。
ここの百花苑は、忘れもしない感動を覚えた庭園だった。
が、今回は流石に遅かったか、重要な位置にある桜は、もうピークを終えていた。
ツツジや山吹、一本の木に赤白二色の花が咲いている桃など、十分綺麗ではあったけど、
残念な気持ちにならざるを得なかった。満開の桜吹雪、いつかもう一度見たい。



といったところで昼飯タイム。
どうせなら嵐山っぽいものがいいなぁ、と探していると、
「とろ湯葉丼」の文字を掲げている店を発見。興味が沸いたら行ってみる。

中は若い女性客でいっぱい。野郎二人組では完全にアウェーだったが、気にしない。

「とろ湯葉丼」 880円
名前の通り、とろとろの湯葉がご飯の上に乗せてあり、そこにさっぱり味の あん がかかっている。
三つ葉、生姜、わさびがアクセントに少し乗せられていて、なかなかおいしかった。

けど、湯葉って食感を楽しむものと思ってたし、ご飯と一緒に食べてしまうとよくわかんない。
湯葉を食べつつご飯を食べる、この料理の意味をぶち壊す食べ方。申し訳ない。
でもおいしかった!



桜餅を買って、嵐山を後にする。
平安神宮のライトアップは6時からなので、それまでの時間をつぶすべくコースを考える。
電車の駅から考え、二条城・南禅寺・インクライン・平安神宮と辿ることに決定。
そういうわけで二条城へ。



小学生のころに修学旅行で来たはずの二条城。
うぐいすの鳴き声がする板張り廊下と、四方どこから見ても睨まれているような獅子の絵…
ぐらいしか記憶になかった。あんまり興味もないし…

桜も完全に時期を終えていて、ライトアップはされるようだけど、あれではもうダメだろう…

城を後にし、蹴上へ向かう。



蹴上駅から徒歩すぐ、南禅寺に到着。
ここは、南禅寺方丈庭園の他に、金地院庭園などいくつか庭園を公開しているが、
それぞれ料金を払わないと見ることができない。これがバカにならない…

まぁ、南禅寺といえば紅葉だし、時期も外れているから方丈庭園だけ見ていくことに。

入ってすぐ、別料金を払えばお茶とお菓子が楽しめる茶室があった。
すぐ近くに滝が見え、水の音が心地いい。次来たら絶対茶ァ飲むぞ。

少し進むと、和室に洋物絨毯が敷いてある部屋を発見。テーブル・椅子もモダンな雰囲気。
でも、その部屋から見える庭は、小さくまとまった綺麗なもので、鹿威しもあった。
あんまり音は綺麗に響かなかったが、雰囲気は見事に出ていて良かった。

で、各所庭園を見て回る。
東福寺に似たような作りで、廊下から数々の小さめの石庭を眺める。
それらしい、とてもいい雰囲気を出している所だった。ここは来てよかった。
ぜひとも紅葉の時期に再び来たい。



南禅寺を出てすぐ、インクラインに到着。
昔、廃線になったトロッコの線路に覆いかぶさるように桜が咲いている。
まぁ、今までと同じくほぼ葉桜だったんだけども。
2fb47553.jpeg







それでも良い景色だった。線路を歩くってのは変な気分である。




いよいよ、今回のメインディッシュ・平安神宮のライトアップ。
が、事前の調査が至らないばかりに予想外の事実に驚くことになった。

ライトアップの期間は、同時にコンサートを開いているらしく、そのチケット(2000円)を買わないと、
庭園を見るとか以前に中に入れない。
しかも、すでにかなりの行列。歩き続けて疲れが出始めているあたりに、これはキツイ。

それでもこのためにここまで来たんだから、諦めるわけにもいかない。
夏目二人を見送り、行列を耐え忍ぶ。
どんどん増える後続。自分らはまだ早かった方だった。



中に入ったら、まず南神苑を見たあと、東神苑を見ながら演奏を聴く、という風。
行列に流されるように中に入り、いよいよ紅枝垂桜の咲き乱れる神苑に入る。

今までの状況から、桜の具合が少し心配だったけど、いらなかった。
非常に綺麗だった。夜だとまた良い感じに雰囲気が出ている。

天竜寺に勝る感動を覚えた。水面に映った桜が、また綺麗で幻想的で。
重なるように咲いていたので、花の天井になっていた。涙がにじんだ。
46457a5c.jpeg










思い出すだけで泣けてくる。

どうでもよかった演奏も、思いのほか良い雰囲気を作っていて、
邪魔になるどころかむしろ良かった。そういう曲を選んだんだろうけど。

あまりの人の多さに、隙間がなくなるほどもみくちゃになったりもしたけど、
来てよかったと強く思った。とても綺麗だった。



メインディッシュに大満足し、再入場券でまさかの二周なんかしたため、
帰りの電車が危なくなった。ダッシュで駅へ向かい、なんとか終電に間に合う。
おかげでまともに晩飯を食えなかったけど、疲れて食欲もなかった。
日付が変わる直前に帰宅…



以上、終わりよければ全て良し…な旅でした。
本当に綺麗だった…しばらく写真を眺めてニヤニヤしたり、目頭を熱くさせることでしょう。


次は…
ニュースで御柱祭をやっていたので、なんとか暇を見つけて行けないかと考え中…
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拉致られて兵庫県は神戸市へ突発旅行。

近鉄特急で鶴橋、環状線で大阪、神戸線で三宮…
と、乗り継ぎが多い。大阪はごちゃごちゃしてて大変だ。

名古屋から新幹線で新神戸なら楽だし速いけど、流石に片道8000円はありえない。
特急に乗ってるときは、指定席なので電車独特の風情を楽しみつつゆったりできたけど、
乗り換えだした途端ドタバタ。それもまた楽しいんだけども。


ともかく三宮到着。
目的地は北野異人館らしい。正直あんまり興味はなかった。
内容としては、パナマとか中国とかの旧領事館を再現してあるのかそのままなのか、
とりあえず展示していた。

シャーロック・ホームズの部屋を再現してある…とかいろいろあったけど、
貸し出ししてるドレスを着た女の子が可愛かったというのが一番印象強い。

それでも、異国の雰囲気の中で見る油絵などは、少し見方が変わるものだった。
良い経験になったと思う。

しかしあの辺は、土地のアップダウンが恐ろしく激しいので結構しんどい。
建物の中も、割と狭いので急な階段が一件に一つは確実にあり、余計しんどい。
じじいにはあの土地は厳しいのです。

そんな中見つけた北野天満神社。
いきなり長い階段だったけど、軽いもんですよ。ほいほい登って本殿に着くと、
鯉の水かけ占いとやらがあった。要は貴船神社の水占いと同じで、
おみくじ紙を水に浸すと文字が浮かびあがってくるというものである。

中吉
旅行:行ってもしょうがない

吹いた。
さらに、隣の人のおみくじを見たら内容がまったく一緒で、その人と笑った。

うろこの家とこの神社には、神戸の街を見渡せる展望室や展望台があったが、
展望室は黒い線の入ったガラス窓が邪魔だったので、この神社の方が綺麗に見渡せた。

うろこの家
ttachment.aspx.jpg









神社から
GetAttachment.aspx.jpg













お次は、日本三大神滝の一つに選ばれる布引の滝へ。
那智の滝は高校生の頃に見たので、ここを見たらあとは華厳の滝のみである。

新神戸駅のすぐ裏というまさかのロケーション。
これまた結構な坂道だった。翌日が怖い。

それでも、それだけ歩いた甲斐はあったと思える壮大な滝だった。
鼓の滝や雌滝、雄滝などをひっくるめて布引の滝というらしい。
雄滝が高さ43mと一番の規模だったが、高さが凄いと言うよりも水量が多いため荒々しい感じ。
広範囲に流れているので、岩が削れた跡が凄い。
水しぶきもなかなかのもので、けっこう濡れる。

水流が白く、白い糸が流れているっぽいところから布引の滝と呼ばれるとか言ってたけど、
結構な激しさで満足満足。行ってよかった。


さっきの景色もそうだったけど、スケールの大きいものは、素人では写真で伝えられない。
滝なんか特に、写真で見たらしょんぼりしてしまった。トホホ…





最後に、旅の締めくくりと言えば温泉。そう、じじいは思うのです。
というわけで有馬温泉へ。

曜日とか時間とかのせいか、日帰りで入れてくれるところが少なく、
歴史ある旅館なんかは諦めざるを得なかった。絶対泊まりに来てやるからな!

温泉施設、太閤の湯に決定。観光案内所で、時間制限付きながら半額で入れるという
素晴らしい券をいただいたので。

この辺の湯は、含鉄泉なのか茶褐色で、さらに太閤の湯には
ラジウム泉を混ぜてるとかで、湯あたりの心配がないらしい。
よくわからんけど、体が温まるのがかなり早く、冷めにくかったような気はする。

疲れた体に温泉というのは最高の贅沢だと、じじいは思います。気持ちよかった。






まーたいまいち若者っぽくないコースで回ったけど、あんまり興味のなかった神戸にしては
いろいろと満足な旅だった。繁華街の方も行けば楽しいんだろうけども、やっぱこんな感じが好きだ。

次の土曜日には、平安神宮へ夜桜を見に行く予定。できれば弘川寺の墨桜も見に行きたいなぁ…
ガッコ始まっていろいろあるのに、じじいは体が持つのか心配です。
兄貴が帰ってきたので、折角だからどこか行こうということに。
なぜか奈良は飛鳥を目指すこととなった。去年行ったばかり。


特筆すべきこともなく、名阪国道すっ飛ばして石舞台古墳到着。
去年は桜が6分咲きぐらいだったが、流石に今回は早すぎる。
代わりに、上の方で梅が綺麗に咲いていた。梅も素晴らしい。

まぁ去年見たばっかなのでさほど感動もなし。
もう一つの目的地、橿原神宮を目指す。

第一代天皇、神武天皇を祭る橿原神宮。結構規模が大きかった。
本殿がとても綺麗で、しばらく眺めていた。良いところだ。
あと、でかい絵馬があった。でかかった。

兄が厄年なので、急きょお払いをしてもらうこととなった。
わざわざここで、というのも一つの思い出ということで…

温泉に入りたいという兄の要望から、てけとうに調べて吉野山温泉に決定。
そして吉野山も去年きたばかりのところ。今回は一番の見どころである桜は皆無。
流石は我が家である。

てけとうに決定した温泉宿、露天風呂の頭上を巨大な桜が覆っていた。
満開の桜のもと、湯船に花びらも浮かぶ。想像しただけで悶絶ものだ。
また、露天風呂では日本酒飲み放題だった。どんだけ贅沢だここは。

どっこい良いことばかりでもない。立地が立地なので浴槽などはそう広くなく、
泉質も良いとは言えない。しかもやたらぬるい。
酒を飲む客の事を考えてぬるめにしてあるのかもしれないけど、にしてもぬるい。
まぁ、良いところではあったと思う。桜咲いてれば。


そんな日帰り突発旅行。
今回考えてたのは、一度飛鳥をすみずみまで散策してみたいということ。
桜が咲くころか、ヒガンバナでいっぱいになる当たり、ゆっくり一日かけて
歩きまわる、もしくはレンタサイクルで爆走してみたく思った。

あとやはり、満開の吉野山を目に焼き付けたい。惜し過ぎる。
行きたいところばかり増えるけど、時期が限定されてて厳しい…
何やら、姫路城は来年4月から本格的に工事が始まって、
外から見えなくなるらしい。

とかなんとか言ってたと思ったら、日曜日…
突如姫路へ赴くこととなった。午前10時…おせーよ…

ろくに準備もせず電車に飛び乗り、新幹線で一路姫路へ。
往復の新幹線代+姫路城入場券で格安!という広告があったのに、
ガン無視してわざわざ高い金払ってきました姫路。これだからウチは。


駅から徒歩15分、姫路城の文字。なんだ、割と近いんだ。
何やらみゆき通りという商店街が姫路城への道になっているようで、
雨が降っていたが丁度よかった。

抜けた先、姫路 食博2009だったっけ、とかいうのが開催されていた。
昼飯ってことでやきそばをいただく。明石焼きの存在はすっかり忘れていた。


姫路城到着。
紅葉も結構染まっていて、良い雰囲気ではあった。曇天さえなければ。
そしてそれにも関らずの人の波。さすがだ。

まぁ、実を言うと城にはほとんど興味が無く…
あるとすれば、その造りぐらいか。こんなにでかい城をよくもまぁ…

中に入り、大天守を目指す。
途中、格子戸から覗く街並みを見て、その昔の景色に思いを馳せる。
今は発展した市街が見えるが、建築当時はどういった風景だったのか。
どこぞの神社に行ったときと同じような感覚を覚えた。

にしてもものすごい人。
階段が結構急なため、またスリッパをはいてるため、のぼるのもゆっくり。
たまに誰かがスリッパを落とす。兄と母も落としていた。

最上階に来ると、何か神様を祭っていた。
あまりの人波に、見学もそこそこに流されるように降りていく。
何の神様だったのやら。後でパンフでも見ておこう…


のぼるに40分、下るに10分。帰りは早いこと早いこと!
門へ戻る途中、お菊さんの落とされた井戸があった。皿屋敷ですね。
なにやらの妖怪退治伝説とかも書いてあったけど、
いかんせん興味がなくて調べていない。

ずーっと思ってたのは、桜の数が結構多かったので、来るのは春の方が
よかったんじゃないか、ということ。まぁ人出がさらに恐ろしいことになるだろうけど。

適当にお土産買って帰宅。
まぁ、しばらく見られなくなるというのだし、いい経験になったんじゃないでしょうか。


やっぱり新幹線というのはいいものだ。
ホームで待ってる時に通過してく新幹線を見ると、余りの速さにわくわくする。
時速300キロ程で走るという新型新幹線はどれほどのものか、期待せざるを得ない。
土・日と、またも長野へお出かけ。

事の発端は…
夏休みに入る前、高校時代の連れから、
家で宴会しないかねとメールが入った。
そいつは信大へ行き、松本で一人暮らし。
ならついでに、兼ねてより訪ねたかった、
諏訪大社へ!!
というわけです。

名古屋からワイドビューしなので2時間ぐらい…
松本駅からバスで、その友達の家へ。アパート。

とりあえず、家から徒歩10分ぐらいの温泉へ。
浅間温泉、美ヶ原温泉と、この辺は夢のようですね。

そしてカレー食べ放題の店へ。
チキンカレーが恐ろしく辛く、顔から汗が噴き出る。

そんなこんなでアパートに戻り、宴会開始。
主に麻雀やってました。
前半は配牌が残念で、リーチだけとかやっすい上がり。
冗談のつもりで国士狙ってたらイーシャンテンまできたり。
後半からそこそこ乗ってきて、メンタンピンイーペーコー。
ドラ乗らないのが僕らしいですね。
初心者打ちで基本的に鳴かないので、狙いやすいものだけ。
結果1位。
おごっては貰えませんでした。

その後カラオケで4時ぐらいまで熱唱。
楽しかった。


さて翌日…
皆に別れを告げ、松本から下諏訪へ電車でGO。
徒歩10分ほどでやってきました諏訪大社。

諏訪大社は特殊な構成をしていて、
まず上諏訪と下諏訪にそれぞれ上社、下社とわかれる。
さらに上社が前宮・本宮とわかれ、
下社が春宮・秋宮とわかれている。

本宮のご神体は守屋山と山そのものであり、
諏訪造と呼ばれる独自構造と、魅力的なことこの上ない。
が、時間的な問題で下社しか見れなかった。

というわけで秋宮。
寝入りの杉など、御神木を御神体として祀っている模様。
神社の規模、敷地の広さなどは小さいが、
ここの魅力は、やはり信仰形態にあるわけで。

国譲りをかけた相撲勝負で負けた建御名方命が
諏訪に逃れて王国を築いた…
という神話が諏訪大社の起源とされているが、
実際の神事や祭祀は今なお殆どが土着信仰に
関わるものだという。
特に、諏訪大社で最も有名な祭りである御柱祭の
御柱も、ミシャグチを降ろす依り代だとか。

かといって、土着神と建御名方命を区別することもなく、
諏訪大明神、または、お諏訪様などと呼び信仰している。

大変魅力的なお話ではありませんか。
なんだか諏訪には、妙に惹かれます。


秋宮を出て、今度は春宮へ。
春宮は、残念なことに修復工事中で、
申し訳程度の緊急参拝所が設置されてました。
これはこれで貴重な体験なので参拝。

そういえば、秋宮でもそうだったのだけど、
東方のキャラの絵が描かれた絵馬がたくさん。
余りある怒りに、通り越して呆れてしまった。
何が聖地巡礼だバカバカしい。場所を弁えてください。
東方ファンの一人としても、大変残念に思いました。


気を取り直し、わりかし有名な万治の石仏を見に行く。
何やら、石を利用しようとノミを入れたら、
そこから血が出てきたので慌てて中断、祀るようになったとか。
もっとぱーっと開けた草原にポツンと置いてあるイメージだったが、
横に畑があったりした。立地はなんとも微妙なもの…

ただ現物は、見てて不思議な気持ちになってきました。
形からして面白いですしね。

正面で一礼、「よろずおさまりますように」と念じ、
願い事を心で唱えながら時計回りに三周。
また正面で、「よろずおさまりました」と念じ、一礼。
これが万治の石仏の参拝の仕方らしい。変なの。


そして帰りがけ、秋宮近くの老舗和菓子店で
塩羊羹を買って帰宅。
サッパリと甘くておいしいかったです。


そんな諏訪の観光だったけど、これは秋にリベンジだ。
紅葉の頃にまた来て、今度は上社にも行かないと!


そして、今回の旅行で考えてた事が一つ。
名前や存在も忘れられ、参拝する人の消えた神社は、
どれだけあるんでしょうか。
夜の闇も、妖怪も恐れない現代、人にとって、
観光地でもない限り神社は必要ないのでしょうね。
勿論、まだ参拝する人がいないわけではないですが。

自然に畏怖と尊敬の念を込め、土着神として祀ったという
諏訪地方の信仰には、言い知れぬ魅力を感じます。
いずれこれさえも風化して忘れ去られてしまうのかもしれませんが、
こういった心意気は、続いていってほしいものです。
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プロフィール
HN:
tomato
年齢:
33
性別:
男性
誕生日:
1991/03/23
趣味:
バイク 旅行 音楽鑑賞
自己紹介:
社会人一年生。


旅行が好き。手段は問わず。
神社仏閣や、日本の原風景が好み。

バイクが好き。レトロチックなやつ。
Brough Superior SS100は、
この世で一番カッコいい。
愛車はエストレヤRS(01年式)

ゲームが好き。
UO@飛鳥
禅都在住。ハウジング最高!


絵:ぼるさん
感謝!
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