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とある茄子科の日常 2008/9/26
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9月5日

相変わらずの雨模様。
この時はまだ、雨を楽しめる余裕がなかったため、
晴れ間を探して走ることに。

予報によれば、網走の方だけ晴れるとのこと。
しっかりと乾かした各種装備を、また濡らすんかいな…と
少々落胆しながら、荷造り。

CBR600RRのおっさんと少し話して、
お互い気を付けて、と出発。
244号を北上し、ほぼスルー状態だった網走を目指します。

この時はまだ、網走に戻るのは単に晴れてるからで、
特にこれといった期待もしていなかった。
いい意味で裏切られるとは思いもせずに。


斜里町に差し掛かるあたりで、太陽が顔を出した。
灰色の分厚い雲も散り散りになり、
走っているうちにほぼなくなる。

と、風がひたすらに強い。
ついさっきまで雨だったので、少々寒い。
風に耐えながら走り、心残りだった名もない展望台に到着。

336.JPG






唖然。
本当に北海道は素晴らしい眺望ばかりだ。
晴れることへの感謝が尽きません。

ここでおっさん二人組と出会い、僕の来た方向へと
これから向かうつもりらしい。
結構な雨であったことを伝えると、やっぱりかーと
あらかじめ考えてあった別ルートに向かうことにした模様。
少しは役に立てたのであろうか。

二人組と写真を取り合い、見送ったのち、
強風の中を僕も出発。

334.JPG






いやーいい景色だ。
並ぶ木は防風林だろうか。どこもこんな感じだった。

途中、小清水原生花園に立ち寄り、
ハマナスの花を眺めたり、桜餅ジェラートに舌鼓を打ったり。
これは絶品でした。ふわっと桜っぽいフレーバー。
もう一つのはハスカップ。
342.JPG











さて、せっかく網走に戻ってきたのだから、
今晩の宿はあそこにしよう。
と、考えていたところへ向かう。

343.JPG





今日の宿。

汽車の客室を少しいじり、RHとしたものです。
北海道にはこういった形のRHが多く存在し、
一回は泊まってみたいなと思っていたわけで。

隣の喫茶店で宿泊手続きをします。
と。
オーナーが言うに、一部の心無いライダーの
悪質な利用の仕方や、経年劣化などの理由により、
市の命令で利用不可となったらしい。

なんとも残念な話です。
今年のマップルにはまだ載っているので、
つい最近の話なんでしょう。

昼食だけ、その喫茶店で手作りハンバーグをいただきました。
たいへんおいしゅうございました。
散策に向かいます。

女満別。
345.JPG





メルヘンの丘めまんべつ
という看板を見たときは、ちょっとポカン顔でしたが、
美しい景色なのは間違いありませんでした。
ここは撮影ポイントらしく、他にも車が続々と停まっては
お高そうなカメラで写真を撮る人がいっぱいいました。

お次、オホーツクシマリス公園。
なんでも、シマリスとふれあうことができるそうで。
なんかおすすめされてるスポットだったので、拾うことに。
野郎1人だがな!!

妙に入り組んだ道をくねくね走り、やっと到着。
受付のお姉さんに、一人ですと伝える。
恥ずかしさよりも切なさが上である。
気持ち不思議そうな表情のお姉さんに説明を受け、
エサ代込の入園料を支払う。
いざ、シマリスの園へ!

なにこれかわいすぎる
352.JPG





たまたま手に取った軍手が
中指ないとかいう突っ込みどころはさておき。

ここのリスは、人間に慣れまくっているため、
エサくれるものだとわかっており、自分から近づいてくる。
そのため、踏まないようにすり足で移動するようにと注意を受けた。

エサを手に取り、しゃがむと、
四方八方から我先にとリスがすっとんでくる。
気づいたら足に登るわ肩に乗るわ。
自然と一体になってる感がやばい。

そして手に乗ってエサをもふるリスがかわいい。
家族連れやカップルの中、一人でニヤニヤする
危ない人に見えたかもしれないが、仕方ない。かわいいもの。

あっという間にエサはなくなったが、リスは結構寄ってくる。
一人でも大変楽しいところでしたとさ。

最後に、夕日を見にサロマ湖へ。
北海道はどこも夕日が美しい。
旅情をそそります。

また少し涙目になりながら、宿に帰り就寝。

続く。
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9月4日


6時ごろ起床。
今回は、他の皆さんがかなり早めの出発で、
起きた時点ですでにいない人や、準備ができている人が多かった。
のそのそと準備して、ロビーで無料のコーヒーを飲みながら
チャリダーさんと今日のルートについて話し合う。

天気予報によると、くもり所により雨。
外を見ても、まるで出発を呪ってくれているかのような
どんよりとした曇り空である。

とはいえ、あちこちを見て回りたいこの旅。
それぞれの宿を拠点とし、近場を見て回る人もいたが、
やっぱり走っていたい。

いつもより涼しい曇り空のもと、見送りを受けて出発。
チャリダーさんの後に出発したので、途中で追い越す。
思いっきり手を振りあって、少し悲しくも、
大きい充実感を胸に走り出します。

さて、順当に行けば、やはり目指すのは道東、知床峠。

まずは、マップルにも載っている、名もない展望台を目指します。
斜里からすぐのところにあるそれは、木製の、
いかにも手作り感がすごい展望台。
長い下り坂から地平線まで、ずっと道が続く景色。
晴れていたらもっと綺麗だったろうなぁ、と口惜しむ。


海沿いを行き、次は有名なオシンコシンの滝を目指します。
ここには昔、看板猫がおり、観光客から愛でられ
親しまれていたそうですが、数年前に亡くなったようで。
木の彫刻が置いてありました。
322.JPG323.JPG










さすがに観光客が多い。
見物もそこそこに、走り出します。

日が出ていないと、さすがに少し寒い。
ちょこちょこ休憩をはさみながら走る。

その休憩のひとつ、道の駅ウトロシリエトク(だったかな)にて、
鹿バーガーを食べる。
特にくさみもなく、これといったうまみもなし。ズコー
知らないで食べたら、何の肉かはわからないけど、
少なくとも食べたことのある牛や豚などとは違う、
とわかるぐらいものでした。

ゴジラに見えるゴジラ岩なども軽く拾いつつ、
いよいよ知床峠に入ります。

カムイワッカ湯の滝も行きたかったのですが、
なんかクマ出没がどうので行けるか怪しかったので、
とりあえず知床五湖を目指します。

普段ならば、クマ対策のレクチャーを受けることで、
知床五湖すべてを見ることができるそうですが、
クマの目撃報告多数により危険なため、
高架木道のある一湖しか見られないという状況。

しかも、場合によっては、高架木道からクマが見えるそうな。
まあ、鹿しか見られなかったけども。
野生をわりと間近で見ることができたので、いい経験にはなった。
しかし、さっき食べた鹿バーガーを思い出す。
あのつぶらな瞳である。

鹿の繁殖がヤバイという話も聞いたので、
それに一役かったと思うことにする。
あ、湖はきれいでした。
湖だけでなく、知床連山などの眺望もグンバツ。
ただ、結構な距離を歩くうえ、ここに限って
素晴らしく晴れたため、暑いのなんのと。汗だくで往復。

駐車場へ戻ってくると、見覚えのあるバイクが…
ここでなんと、クッチャロのキャンプ場で一緒だった
GSX-R750の人と再会!!
偶然僕のバイクに泊まったバッタの撮影会したり、
風邪ひいてティッシュかったけど多すぎたので
おすそ分けしてくれたりと、再開を喜び合う。

いい時間なので出発。
三度目はないだろうと思いつつも、また会いましょう、と別れる。
もう会えないと思うから、会えた時はうれしいものです。


知床峠を走る。
ここでは、いたるところにクマ注意の看板を見る。
しかし、道に現れたのはキツネだった。
やべー、やっぱかわいいなオイ
下り坂の途中だったので、バイクから降りての撮影はできず。

しかし逃げない。
車の人からエサもらってんだろうなぁ。
と、そこへ一台の車が。
キツネを見て、僕の前で停まる。
すると、なんとキツネは車の方へ寄っていくではありませんか。

かわいいんだけども、何匹も轢き殺されたキツネを見てきたし、
切ない気分になります。
エサやる人のおかげで、こうやって間近で見れるんだけど。

知床クマセンターで立ちごけし、顔真っ赤にして起こしたり、
熊の毛皮触ったりして、いよいよ知床峠頂上へ。

さあ、もうすぐ頂上だ!
といったところで、ポツリと雨が当たった。

ここまでずっと晴れだったので、完全に天気をなめていた僕は、
まあ少ししたら止むんじゃね、と楽観視して走る。

するとどんどん霧が濃くなり、雨もひどくなり…
怖いやら寒いやら、震えながら走る。

知床峠頂上に到着。
霧でなんも見えんし、寒い。
急いでカッパを着込むも、寒い。
荷物だけでもパッキングしといてよかった…

下り坂はもう地獄。
ひたすら寒さと視界の悪さに耐えながら走ります。
泣きそうになりながら、羅臼道の駅に到着…

中に入って温まりたいけど、びしょ濡れだし、
カッパもどうしたものか…と思うと、気が引けた。
宿の予定も特に考えず、また出発。

が、中標津手前のあたりで、いよいよ寒さに心折れる。
適当なところで、近場の宿を探し、もう入ることにする。
時刻は15時ぐらい…

とにかく温泉に入りたかったし、いろいろ乾かしたかったので、
個室でドライヤーも使える、温泉もあるということで、
中標津のトーヨーグランドホテルに決定。
北海道は温泉に困らないのでいい。

ガタガタ震えながら一目散に宿をめざし、到着。
すぐに靴やグローブを乾かし、服やカッパを干す。
温泉に浸かって、冷えた体を温め、癒す。

さすがに雨をなめすぎていました。
こうまで疲れるものとはまったく思っていなかった。
しかも、カッパがほとんど機能しない。
ざる警備もいいところである。ずぶ濡れ。
まあ、ケチって登山用のを流用してるせいだろうけど…

ホテル内でカニみそラーメン食べて、もっかい風呂入って、
早めに就寝…
9月3日

今日も早起き。
北海道に来てから、寝る時間が遅くても
目覚める時間が早いので、単純に
睡眠時間が削れていく。
しかも得意の二度寝が全くできない。
これが少しずつ響いてくることとなる…


一緒に語ったお二人に別れを告げ、
一番にキャンプ場を出発。
何せ遅いもので…

GSX-R750の人は、向かう先が同じようなので、
道中また会えたらいいね、と話しつつ。

今日もいい天気。
お気に入りの音楽を流しながら、
気持ちよく海沿いを南下していきます。

…しかし、日本海側と比べてなーんにもない。
海沿いの変わらない景色がずっと続く。

気持ちいいんだけど、さすがにそろそろ出始めた
疲れもあって、運転中ウトウトし始める。
ガムかんだり、道の駅に立ち寄ってストレッチしたり、
工夫しつつ走るが、何回か意識が薄らいだ。
よく生きてた…

オホーツク海道を南下。ずっと南下。
312.JPG










網走手前当たりの道の駅。
オホーツク流氷館とやらがあり、
なんでも流氷体験ができるとのことだったが、
流氷体験ってなんだ?という疑問より、
入館料の高さに対する恐怖が勝ち、スルー。

このカニの爪モニュメントは、流氷館すぐのところに存在。
すげえでかい。

付近は、なんだか子供を連れてくるにはいいカンジのスポットで、
家族連れで来ている方もたくさんいた。
その中を一人でとぼとぼ歩く。
なんともいえない寂しさに襲われつつ、ここを後にします。


なんにもないので、ひたすらに走る。
サロマ湖あたりに着いたのは昼ごろ。
ここで、ホタテバーガーを食べながら、
今晩の宿を決めます。

ホタテバーガーは、そこそこの大きさのホタテが
ひとつまるごと揚げてあり、それを特製ソースで
しあげたもの。うまい。

今晩は網走を少し過ぎた斜里町にあるRHにしよう。
と電話予約しようと思ったが、HPに載っている
電話番号にかけても、現在使われていないメッセージが…

最新版マップルにも載ってるところが急につぶれた…?
そんなまさか、と併記されていた温泉の電話番号にかける。
すると、なんか普通に番号を教えてもらえた。
なんだったんだ。

気を取り直して電話。したが、
ここは予約とっておらず、先着順だそうな。ズコー。
というわけで4時前ぐらいには到着することを強いられた。
実際そんな必要はまったくなかったとわかるのは後程。

せっかくここまで来ているので、能取岬は回収しておきたい。
携帯ナビで距離と所要時間を見ると、ちょうどいいカンジ。
少し飛ばし気味で能取岬を目指す。
314.JPG





涼しい森林道路を抜けて、一気に広がる視界。
しかしどうも北海道は、目的地直前に
ダートや急な坂道が待ち受けがち。
だからこそ、たどり着いた時の感動もひとしおだけど。

気持ちのいい岬でぼーっとしていると、おじいさんから声がかかる。
サロマ湖の昔と今について教えてもらった。
殆ど覚えてないけど、へぇー!と驚いたことは覚えている。
どうしようもなくバカである。

景色を堪能し、出発。
ここからはまっすぐに目的の宿を目指します。


途中、迷ったと思ったら迷ってなかったという
当時は幻術にはまったような気分だったけど
今思い返すとただのアホな勘違いをしつつ、
ライダーハウス クリオネ に到着!

って、また入り口ダートかーい!!
工事中…ってなんだいバカいうんじゃないよ!!

顔真っ赤にしながら、必死で奥へ入っていくと、
RHの人に迎えてもらう。

荷物を中に運ぶのを手伝ってもらえた。
まじかい!!そんなRHあんの!?と感動。
しかもきれいなおねえさん。申し訳なさMAX。

受付を済ませる。
現時点で何人ぐらいいるか聞いたら、まだゼロだそうで。
全然焦る必要なかったやんけ。
まあ、そろそろ洗濯物も溜まってきていたので、
まとめて洗ってしまうにはいい時間ができた。

ここクリオネは、キャンプ場とRHが併設されている施設。
古くてちょっと小汚い(本人談)部屋が500円。
新しいログハウスで布団付きが1000円。
迷ったけど、後者にしました。洗濯機や
コーヒー飲み放題とかあったし。

で、晩飯に1000円ですきやき食べ放題パーティーがあるらしい。
1000円か…とちょっと躊躇ったけど、冷静に考えれば破格である。
こういう時貧乏な考え方は損だ。
この時僕が惹かれたのは、食べ放題よりも交流の方である。
日によってメニューは違えど、こういうパーティーは
よくやっているらしい。で、そのたびに結構な人が集まるそうだ。
期待半分、不安半分で1000円支払う。

新ログハウスの方は、小さい浴槽だけど源泉かけ流しの
モール泉?だったかがあった。
洗濯物をぶち込み、ひとっ風呂浴びることにする。
いかにも温泉らしい温泉で、温度はぬるめ。
ゆっくりと疲れを癒し、あがったら洗濯物を乾燥機にぶち込む。
旅してるっぽいなぁ、とまた感傷に浸りながら、荷物の整理。

そんなこんなでうだうだしていると、少しずつ宿泊客も増えてくる。
乾燥機は別棟の安い部屋側にあるので、わざわざそちらに
移動しなくてはならないのだが、安いだけあって
人はこちらの方が多い。

と、ここで宗谷岬で見た人と出会う。
旧車の新車に乗ってるおっちゃんと話していた若者だった。
彼もまたBMW乗りで、言い音しそうなバイクに乗っていた。
しかも、彼の母親は僕と同色のエストレヤ乗りらしい。
バイクの方向性が似通った人に出会えて感激。
エストレヤに合う、いい音のマフラーなど教えてもらった。

もう一人、もう一人と話に巻き込まれていき、
ホクレンフラッグの話や天気の話、札幌に出た熊の話など
わいわいやっていたら、いつのまにかいっぱいいた。
しかも、RHの人が鯛やら鮭のあらを使った味噌汁を作っていて、
その場にいた人におすそ分けしてくれた。
OHUKUROの味。

一旦洗濯物をしまいに戻ると、こちらにも人が増えていた。
院生チャリダーと、風邪っぴきライダー。
これまで通ったルートや、これからのルート、
キャンプ道具に関するあれこれなどで話し込む。

チャリダーさんは、荷物を極限まで軽くするために、
キャンプ道具も工夫していた。
見せてもらったテント(収納状態)は、驚異の小ささで、
その分お値段もなかなかだったらしいけど、納得の一品である。
シュラフももちろんコンパクト。自分のを見て笑った。

時刻は19時を迎え、いよいよすき焼きパーティーの時間!
わいわいとすでに人が集まっており、1テーブルが6人分のキャパ、
それが4つ。結構埋まっていたので、20人はいただろうか。

風邪の人のように、参加しなかった人もいたので、
皆集まってたらえらいことになってたと思う。

同じテーブルには、年が近い二人(チャリダーさん含む)と
少し上の人が二人。
参加してた女性客は1人、しかも外人かつ京大生。
よくもまあ野郎の園に挑戦したものだ。

みんなお酒も回ってテンションアップ。
雨だった予報も完全に外れ、星空が綺麗。
バカ笑いしながらすき焼きを楽しみます。

終盤、近所の人が遊びに来る。
ビール持って現れたおっちゃんに、おっさんの酒は断れません。と
どんどん飲まされる。すき焼きで腹いっぱいのところにさらにビール。
年の近いホーネット乗りの子が一人脱落。

合コンでバイク乗ってることを言うとマイナス心象だから隠す、
という人がいて、その話題で軽く盛り上がる。
なに?ゲイなの?とか、わけのわからない方へも盛り上がる。
とにかく楽しかったなぁ。

焼酎も出てきて、ひたすら飲んで笑って。
小学校の先生が謎キャラで、悪酔いして
めんどくさいを通り越して面白かったり。

0時、後片付けはちゃんとして解散。
この北海道ツーリングで、一番楽しい夜だった。


おっさんに聞かれた、なんでバイク乗ってるの?という質問。
今でも考える。
実際、あまり好まれないであろう乗り物。
一番に浮かぶのは、危ないということ。

多分、バイクブームの時に先人が攻めすぎちゃったために
バイクに対するイメージが悪くなったんだろうとは思うけど、
確かに北海道でもみなさん命捨てがちだし、
否定はできない。どころか、僕だって基本的に危ない乗り物だと思う。

それでも乗るのは、バイクかっこいいと思うし、
風切って走るのは気持ちいいし、
景色がより綺麗に見える気がするし、
達成感があるし、
より人との交流が楽しいし…

ただバイクが好きだから、だと思う。
それでいいと思うんです。


量が多いので1日分のみ。次回へ…
9月1日

少し肌寒い早朝。
朝食を食べずに出発する人の見送りに、
結局全員が早起きする。

なにせこの人が、見たことない感じのバイクに乗っていたため…
ドゥカティのDIAVELという、タイプがよくわからないもの。
ナンバープレートがリアフェンダーではなく、
なんとスイングアームから伸びた何かしらにマウントされてる。
インド人見たことない。

大きすぎず、かつ迫力のある排気音を見送って、
朝食をいただきます。
手作りパンのトーストとか、昨日の夕食に引き続き
大変おいしゅうございました。

今日はどこを目指すとか、今日帰るとか、
朝の連続ドラマ見たりとか、登山は良いとか、
北海道の紅葉は早くきれいとか、
このルートならダム見に行けるね!とか…
いろんな話をします。

その後、宿のオーナーに記念写真を撮ってもらい、出発。
まずはCBR1100F乗りのおっちゃんを見送る。
大きなカウルに、いっぱい虫をくっつけていた。
コレクションと言い張っていた。

次に僕が、モトグッチ乗りの人より先に出発。
オーナーとヘルパーの方、モトグッチ乗りの人は、
ミラーから見えなくなるまで手を振ってくれました。

気持ちよく出発し、とりあえずは昨日行ってなかった
「青い池」を拾いに向かいます。
少し山の中に入り、ダートに涙目になりつつ
216.JPG





すげー。
塗料使ってんじゃねえのかってぐらい青い。
というか水色か。まさに水色。

立ち枯れした木がなんとも幻想的な雰囲気を醸し出します。
倒れた木の、水面から出ている部分には苔のようなものが生えていたり
ゆっくり、静かに眺めていたいところでした。

それなりに観光客がいるので、それは叶いませんが。
233.JPG





川の水も青い。
下で水とたわむれるおなご、かわいかった。

さて、満足したので出発。
と、
236.JPG










ミラーにトンボが。
一緒に来るかい?


青い池を出発してからは、一気に北を目指します。
行けるところまで行って、泊まるところはそれから考えます。

旭川はスルー。
どんどん走って、ローソンで休憩して、
また走って、腰とケツがいよいよ悲鳴を上げだして、
留萌まで来ました。
242.JPG









黄金岬や、ウドちゃんが旅番組で来ていた
女性をかたどった灯台を見に来ます。
とんちゃん焼はすっかり忘れていました。

休憩もそこそこに、ひたすら北を目指します。
なぜ急いでるのか。
僕が北海道を目指した理由が、道北にあるからです。

244.JPG





羽幌のあたりで謎のアーチ発見。
雲の隙間から差す陽光が神々しかったので、
ちょいと撮影。

さすがに疲れてきたしいい時間なので、
今晩の宿泊地を決めます。
マップルを見ると、少し先の初山別あたりに、
ライダー向けに格安で泊まれる温泉宿があるそうな。

が、まあ時間が時間だし…そのプランはさすがに埋まってました。
しかし、普通に泊まっても3800円と結構な安さ。
朝、洗濯しておいた服を干したいし、たまには個室に泊まるか、
ということでここに決定。

晩御飯は宿の食堂でザンギ定食。
ただのタレかかった鶏のから揚げなんだけど、すげえうまかった。

ここの温泉は2種類。
赤茶けたお湯と、すごく濃い紺色?のようなお湯。
交互にゆっくりと浸かり、疲れを癒し…
ゆっくりと休みます。

そういえばここの写真全然撮ってないな。




9月2日

今日も爽やかな朝。
いよいよ、この旅のメイン。
はやる気持ちを抑えず、ちょっと早めに出発します。

オロロンラインを北上し続けると、
ちらほらと風力発電の風車が見えてくる。

電柱もガードレールも標識も、何もない道を気持ちよく走ります。

いよいよ。
動画や雑誌や、いろんなもので見た、
あこがれ続けた場所が、
目の前に。
252.JPG





オトンルイ風力発電所の風車です。
10数基の風車が一列に並ぶ、圧巻の景色。
その横を走り抜けていきます。
涙ぐみながら。

普通、ただの風力発電所じゃねえか、ってなるところですが。
バイクで走ってみてください。全然違います。

バイクを停め、風車を眺めながらしばらく想い耽ります。
この旅を始めた理由や、達成感。まだこれからなのに。
ここは僕にとって、いろんなものが詰まっているところで。
何度も振り返りながら走り抜けました。

少し走り、すぐ近くのサロベツ原野にも立ち寄っていきます。
259.JPG









広大な原野の向こうに、利尻富士を望む。
花や野鳥はあまり見られませんでしたが、
自然とふれあえる、いいところです。
ゆっくりとすぎていく時間を感じつつ、出発。


途中、日本最北端の温泉に立ち寄りつつも
時間の関係でスルーしたりしつつ…

261.JPG262.JPG










ここまで来たからには立ち寄っていきたい岬。
イルカのオブジェがかわいいノシャップ岬と、
日本最北端、宗谷岬。
宗谷岬はやっぱり人が多く、撮影に順番待ちができています。
かつ、写真撮ってくださいコールが飛び交う。

稚内市街はほぼスルーしてきました。
マップルにもいろんな情報載ってるんだけど、
早く目的の道を走りたくてしょうがなかった。

宗谷岬で適当な丼物屋に入り、
せっかくなのでウニといくらとカニの三食丼をイートイン。
ウニでかくて味濃い。おいしいけど、高い。
観光地価格と思ってそこは納得。

土産物屋の中に、流氷が展示してある施設があった。
マイナスうん十度で保存しており、寒い!となるはずが、
あまりに暑かったため、涼むのにちょうどよかった。
流氷いうてもただの氷。しかもぼかんぼかんと置いてあるだけ。
一応、エゾシカとかアザラシの剥製で雰囲気は出してました。

ここでBMWの旧車の新車(ややこやしい)に乗るおっちゃんと遭遇。
やっぱRシリーズコッカイー!!

時刻は昼過ぎ、少し焦って出発。
どきどきしながら、目的地の一つ、宗谷丘陵へ。

271.JPG





こんな写真では、ここの良さがなんにもわからない。
視界が一気に開けた時の感動。鳥肌がぶわぁっとたちました。
近づいては離れる風車、大地の緑と空の青のコントラスト…
見渡す限り美しい丘陵地帯。
その中をゆるやかに登り下り、走り抜ける爽快感。

バイク乗りなら、一生に一回は
絶対に訪れるべき場所だと力説します。

で、景色に見とれてサイドスタンド出し忘れ、立ちゴケ。
荷物満載なので大変に重く、道の端だったので余計に起こしにくい…

通りかかったゴールドウィング(だったかな…)乗りのおっちゃんが
助けてくれなければ、荷物を降ろして起こしてまた積んで…と
大変時間がかかるところでした。おっちゃん本当にありがとう…
エキパイでズボン焼いてごめんなさい…

しばらく走り、またも目的地のひとつ、エサヌカ線へ。
この日は詰まりまくった一日だったな…
283.JPG





牧草地帯を貫く、地平線までまーーーーーっすぐ伸びた道。
だーれもいないし、標識とか電柱とか何にもない。
たまにトラックとか、えげつないスピードのバイクとかが
通り過ぎていきますが、それだけ。
広域農道であるからこそ、こんななんでしょうね。
まさしく北海道といった道。ここもあこがれ続けたスポットでした。

284.JPG





寝転んで遊んでみる。
こんなことができるぐらいにいい道です。

感傷に浸っていると、すぐに時間は過ぎていきます。
暗くなる前に、近くのクッチャロ湖キャンプ場を目指します。


とくに何事もなく到着。
クッチャロ湖岸にひろがるテントサイトで、200という低価格だが
水道やゴミ捨て場、洗濯機など完備。
かつ広くてきれい、歩いてすぐに泉質の良い温泉もあるなど、
言うことなしのキャンプ場です。

一番の目的は、ここの夕焼けがきれいだということ。
それに合わせて走ってきました。

到着してすぐ出会った二人と、晩御飯を一緒に食べます。
元は本州に住んでいたが北海道に移住してきた
大学生の子持ちのシェルパ乗りのおっちゃんと、
デジタル一眼+GoPro撮影のGSX-R750のにーちゃん。
過去のバイクの話や北海道の話など、
いろーんな話をしてました。

そして夕焼け。
300.JPG





思いのほか赤く染まらなかったけど、
それでも美しい夕焼けでした。

どんどんと色を変える空。どちらかというとこれがぐっときた。
節電かなんかでテントサイトの明かりが少なく、
ある程度は星もきれいにみられる。いいところだ。

3人で風呂も入りに行き、その後は軽くお酒を飲みます。
蚊と格闘しつつ、12時前まで話し込んで…
さすがに寒くなってきたので就寝。

テントに入ってからは、今日見てきた景色を思いだし、
もう一度感動します。一度で三度ぐらいおいしい。

明日のコースも考えつつ、眠くなってきたところで夢の中へ。
キャンプはやっぱ良いものだ。


次回へ。
8月30日

環境が変わると、どうしても早起きになる。
空が明るくなる頃、自然に目が覚めます。
清々しく、爽やかな朝…大変気持ちがいい!
1日の始まり方としては最高です。

先日セイコマで買っておいた朝食をもそもそ食べ、
さっさとテントやらを撤収し…と、撤収に少し手間がかかった。
何せひとまとめのバッグなので入れる順番も大事だし、
テントも片付けはしっかりしないと後に響くので、
水滴を払ったりなんやかんやで時間がかかる。

ここで近隣テントの住人が声をかけてくる。
なんともワイルドな旅人っぽい雰囲気の方で、他愛ない世間話しただけだけど、
こんなんなりたいなぁとなんとなく思った。
そんなたっかいハーレーは買えませんが。

さて、気分も新たに出発!
目的地は迷ったけど、時計回りに回ったら襟裳の方行っちゃうし、
帯広へ行くことにしました。

その途中、日勝峠を越えます。人生初の峠です。
正直ビクビクもんでした。だって峠って、怖い人らが
ビュンビュン攻めてるところでしょう?(アホ)

日勝峠のSAで牛トロ丼食べるという目的もあったので、
天気もいいし、レッツ峠攻め!

もちろん峠なので、上り坂が割ときつい。
エストレヤ君は登坂車線の常連組です。
振動もすごい。ケツがね、痛くなるの。すごく。

下りに入れば、ちょうどいいカーブと勢いで登れる上り坂。
気持ちのいいワインディングロードってやつです。
たぁーのしぃー。

トラックに煽られて時たまマジで怖い。
141.JPG





お目当ての牛トロ丼。
このころはまだ写真の撮り方考えてなかったので、
真正面からふっつーに撮ってるだけ。

右のオレンジの液体は、100%メロンジュース。サービスです。
後で聞いた話によると、その時その時でサービスの物が
違うんだそうで。いいとこだ。

肝心の牛トロ丼も、うわさ通りすげえうまかった!


快晴の中、どんどん走ります。
牧草地帯が広がる中に道が伸びている。
それを走る。もう楽しいのなんのって!!

途中。
立ち寄ったホクレンで、フラッグ見つけてしまった。
一本見つけたら全部欲しくなるじゃないか…

ここから、壮絶なフラッグ捜索の日々が始まる。


結局、あっという間に帯広に到着。
とりあえずは目的のライダーハウスに荷物を置きに行きます。

この日の宿は、大正カニの家。
無料で泊まれるのに豪華なログハウスの宿、
電気ガス水道もしっかり、シャワー完備!
と、すでに何人も到着してる模様。それか連泊組か。
とりあえず名簿に名前書いておいて、帯広の町へ繰り出します。

目的は、六花亭本店のサクサクパイ(賞味期限3時間)、
元祖豚丼のぱんちょう、あと温泉!
しかし帯広、道が細かくわかりづらい。
ひたすら地図と格闘し、それぞれ時間くいつつ到着。
どれもすげえうまかったです!
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観光もしておかなくては。
というわけで、帯広から南に少しいったところ。
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幸福駅!
残された線路と昔ながらの列車。
154.JPG









ノスタルジック。
鉄道オタクではないですが、この独特の雰囲気は大好きです。
列車もまた、見知らぬ人と目的地までの時間を共有する場。
なんか、風情があって良いです。

せっかくなので、今日の日付の切符を買っておきます。
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きれいな公園になっています。
ここらで、旅してる感がMAXになり、少し涙ぐみました。


そして温泉を探す。
これがまた難易度高く、同じとこぐるんぐるん回って、
さすがに無理と判断。
郵便局に入って道を尋ねました。

またこの郵便局の人らがいい人ばかりで、
皆で笑いながら和気藹々と道を教えてくれました。
やっぱ北海道すげえな…

目的の温泉に浸かり、ご満悦。
いい時間なので、カニの家に戻ります。
(実際は先に温泉入って、そのあと豚丼食べに行ったんだけど)

と、人がすごい増えてる!
挨拶しつつ入っていく。
ここは管理人がいて、20時ぐらいに本人確認に来るとのこと。
だったんだけど、僕がいない間に来ちゃってたらしい。
まだ19時なんすけど。

とりあえず名簿に名前は書いたしいいか、と思い、
同泊の方々と談笑。

ライダーハウスはここが初めて。なので同泊者がいるのも初めて。
来た時は、ちゃんと馴染めるのか…とドキドキもんでしたが、
チャリやらバイクやらと手段こそ違っても、みな同じ目的で集まるところ。
とても良い雰囲気で、今までの旅路やこれからの予定を話し合ったり、
どこの店はおいしかった、ここはきれいなところだった、などの情報交換と、
充実した時間を過ごせた。
ありがとうカニの家。

20時になり、改めて管理人が訪ねてくる。
先ほど来た人とは違うらしく、その時は免許証など
本人確認ができるものを見せてたらしいけど、
僕は別にいいと言われた。悪さはしないと判断したそうで。

同泊者はよく覚えてないけど、少なくとも10人は軽く超えていた。
主に話していたのは3人、日本一周の方二人と、北海道在住の方一人。
地元(といっても離れてるけど)民と旅のベテラン二人に囲まれ、
かなり情報をいただけました。なんて運のいい…
他にも2,3人とも談笑。

ちょろっと近場のコンビニに出かけたり、なんやかんや楽しかった。
思えば、この時があったから、僕の旅はうまくいったといっても過言じゃない。
ありがたい話です。

さて、みな同じ目的なので、やはり就寝も早め。
といっても23時まで話してたんですけども。

で、さあ寝るぞとなったのはいいんですが…
なんか外から笑い声がする。
同泊のグループの中でも、ちょっとチャラそうな数人が、
まだ外で騒いでるみたい。いいことばかりではない。

うとうとしてきたところで、ガッタンごそごそとやかましい音。
時刻は0時過ぎ(だったと思う)。
やっと外のグループが就寝しようと中に入ってきた。
楽しみたいのはわかるんだけど、マナー悪いなぁ。
なんとか僕も就寝。




8月31日

6時ごろ起床!
さっさと寝袋を片付ける。
書き忘れてたけど、ここは寝る場所はただの板間。
各自マットなり寝袋なりで自分のスペース作って寝るだけ。
大体のライダーハウスはこんな感じみたいです。

エアマット持ってきておいてよかった。これなかったら
板間に直接寝袋だから、背中バキバキになってただろう。

しかし、こいつの撤収に手間取る。
栓を開けたら勝手に空気が入るタイプのインフレーターマットで、
抜くときは丸めながらぎゅうぎゅう押すんですが、
なかなかうまく丸まらない。
結局、元の収納サイズの1.5倍程になり、収納袋がパンパンに。
まあ慣れるだろ…


よく話してた一人の提案で、バイクを並べて撮ろう、ということに。
163.JPG





一番右が僕のエストレヤ。
SRはカウル、セパハン、バックステップとカフェレーサー風にしてあった。
これ見て、僕のカフェレーサーに対する考えが変わった。かっこええ。
ただ本人曰く、Uターンしづらいとか問題もあるようで…二兎は追えない。

出発の時がくる。
まずSRの人を見送る。
その後、途中まで道が同じであるRF400の人とプチマスツー。
VTRの人に手を振り、出発!!

RFの人、僕が通ってきた道を行くそうなので、
僕が先導します。
初めてのマスツー。緊張する。大変緊張する。
しかも道よく覚えてない。
さらに軽く渋滞。朝の通勤ラッシュめクソッ

でも、楽しかった。基本的に一人の旅路、こういうのもいい。
手を振って別れ、また一人で旅を再開します。

今日の目的地は美瑛!
富良野はラベンダーで有名だけど、遅すぎたので終わってるだろう…
ということで美瑛まで一気に抜けることに。

花人街道を気持ちよく走ります。
トンボがいます。
ぶつかります。

ほんとすげえの。トンボ。
大群で飛んでて、ぶつかるぶつかる。
何匹やっちゃったかもうわからない。
すまんね。

富良野と美瑛の間ぐらいのところで、フラワーランドだか
なんだかを見つけ、一応入っておきます。
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ラベンダーこそないけど、かわりにコスモスをはじめとした
かなりの種類の花々が咲き誇っておりました。
思いのほか綺麗で、予定より時間をくってしまいます。広いし。


それでもせっかくの北海道、気持ちよく走り
ゆったりと美瑛を目指します。

で、美瑛に着いたはいいんですが…
有名な丘の数々への入り口がよくわからない。
とりあえず適当に曲がり、それっぽいところに出たので
カニの家で聞いた絶景ポイントを目指す。
174.JPG





すごかった。
あまりの景色にポカーン。

眼前にずーっと丘が広がる。なにもない。
しばらくこの風景を楽しみます。

ケンとメリーの木や、マイルドセブンの丘など
有名スポットも抑えつつ、丘陵地帯を楽しみます。
ラベンダーソフトも食べつつ、あちこちを走ります。

204.JPG





どこ行っても綺麗。
この写真は新栄の丘…だったかな…
今気づいたけど、左上に指入ってら…ショック…

結局、到着した昼前から夕方過ぎまで
ずーっとここいらで景色を眺めていました。
あまりにもいいところだった。

そして、この業界の人には有名なジェットコースターの道を攻めます。
のぼりくだりを3回ほど繰り返す道なのですが、
最後のくだりが、下手な子供向けコースターより遥かに急。
少し恐怖すら覚えたけど、ここは走っておいて損はない。

で、そこからすぐのとほ宿に宿泊。
とほ宿は、1泊2食付でふとんやシャワーなど完備されてるけど、
相部屋なので少しお安いといった宿。
それでも5000円前後と、僕らにしては高い。

高いけど泊まったのは、ここを動画で見て、
とても良い雰囲気だったから。
実際、オーナーはすごい接しやすい人で、
常連組とも分け隔てなく接し、話も振ってくれる。
ご飯もおいしかった…

ここの同泊者は3人。僕以外30代以上。
でもおもろい人ばっかで、いろんな情報ももらえた。

21時からは酒とお菓子で簡単な宴。
ワインのカツゲン割りが意外と飲みやすくてよかった。
ラベンダー色できれいだし。
コーヒー焼酎もうまかった…
ここで、道中どこかで飲もうと思って買った、
太平洋フェリー記念ワインをみんなで飲もう、と開ける。
普通のワインでした。わかってたけどね。


ここいらで、相部屋に対する警戒心がなくなった。
それどころか、同じ旅人同士の交流が楽しくてしょうがなくなり、
これ以降ライダーハウスが多くなる要因にもなった。
ほんとはもっとキャンプするはずだったんだけど…

仙台ライダーの津波体験談や、ダムマニアの語るダムの素晴らしさと
それにピンとこない人たちのいじりなど…
話ははずみ、時刻は23時ごろ。
翌朝6時に出発するライダーもいるので、ここらで就寝します。

やっぱりふとんで寝るのは落ち着く。
心地よく夢の中へ落ちていき、31日は終了。

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男性
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1991/03/23
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自己紹介:
社会人一年生。


旅行が好き。手段は問わず。
神社仏閣や、日本の原風景が好み。

バイクが好き。レトロチックなやつ。
Brough Superior SS100は、
この世で一番カッコいい。
愛車はエストレヤRS(01年式)

ゲームが好き。
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