忍者ブログ
とある茄子科の日常 2008/9/26
[340]  [339]  [338]  [337]  [336]  [335]  [334]  [333]  [332]  [331]  [330
[PR] 
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

9月4日


6時ごろ起床。
今回は、他の皆さんがかなり早めの出発で、
起きた時点ですでにいない人や、準備ができている人が多かった。
のそのそと準備して、ロビーで無料のコーヒーを飲みながら
チャリダーさんと今日のルートについて話し合う。

天気予報によると、くもり所により雨。
外を見ても、まるで出発を呪ってくれているかのような
どんよりとした曇り空である。

とはいえ、あちこちを見て回りたいこの旅。
それぞれの宿を拠点とし、近場を見て回る人もいたが、
やっぱり走っていたい。

いつもより涼しい曇り空のもと、見送りを受けて出発。
チャリダーさんの後に出発したので、途中で追い越す。
思いっきり手を振りあって、少し悲しくも、
大きい充実感を胸に走り出します。

さて、順当に行けば、やはり目指すのは道東、知床峠。

まずは、マップルにも載っている、名もない展望台を目指します。
斜里からすぐのところにあるそれは、木製の、
いかにも手作り感がすごい展望台。
長い下り坂から地平線まで、ずっと道が続く景色。
晴れていたらもっと綺麗だったろうなぁ、と口惜しむ。


海沿いを行き、次は有名なオシンコシンの滝を目指します。
ここには昔、看板猫がおり、観光客から愛でられ
親しまれていたそうですが、数年前に亡くなったようで。
木の彫刻が置いてありました。
322.JPG323.JPG










さすがに観光客が多い。
見物もそこそこに、走り出します。

日が出ていないと、さすがに少し寒い。
ちょこちょこ休憩をはさみながら走る。

その休憩のひとつ、道の駅ウトロシリエトク(だったかな)にて、
鹿バーガーを食べる。
特にくさみもなく、これといったうまみもなし。ズコー
知らないで食べたら、何の肉かはわからないけど、
少なくとも食べたことのある牛や豚などとは違う、
とわかるぐらいものでした。

ゴジラに見えるゴジラ岩なども軽く拾いつつ、
いよいよ知床峠に入ります。

カムイワッカ湯の滝も行きたかったのですが、
なんかクマ出没がどうので行けるか怪しかったので、
とりあえず知床五湖を目指します。

普段ならば、クマ対策のレクチャーを受けることで、
知床五湖すべてを見ることができるそうですが、
クマの目撃報告多数により危険なため、
高架木道のある一湖しか見られないという状況。

しかも、場合によっては、高架木道からクマが見えるそうな。
まあ、鹿しか見られなかったけども。
野生をわりと間近で見ることができたので、いい経験にはなった。
しかし、さっき食べた鹿バーガーを思い出す。
あのつぶらな瞳である。

鹿の繁殖がヤバイという話も聞いたので、
それに一役かったと思うことにする。
あ、湖はきれいでした。
湖だけでなく、知床連山などの眺望もグンバツ。
ただ、結構な距離を歩くうえ、ここに限って
素晴らしく晴れたため、暑いのなんのと。汗だくで往復。

駐車場へ戻ってくると、見覚えのあるバイクが…
ここでなんと、クッチャロのキャンプ場で一緒だった
GSX-R750の人と再会!!
偶然僕のバイクに泊まったバッタの撮影会したり、
風邪ひいてティッシュかったけど多すぎたので
おすそ分けしてくれたりと、再開を喜び合う。

いい時間なので出発。
三度目はないだろうと思いつつも、また会いましょう、と別れる。
もう会えないと思うから、会えた時はうれしいものです。


知床峠を走る。
ここでは、いたるところにクマ注意の看板を見る。
しかし、道に現れたのはキツネだった。
やべー、やっぱかわいいなオイ
下り坂の途中だったので、バイクから降りての撮影はできず。

しかし逃げない。
車の人からエサもらってんだろうなぁ。
と、そこへ一台の車が。
キツネを見て、僕の前で停まる。
すると、なんとキツネは車の方へ寄っていくではありませんか。

かわいいんだけども、何匹も轢き殺されたキツネを見てきたし、
切ない気分になります。
エサやる人のおかげで、こうやって間近で見れるんだけど。

知床クマセンターで立ちごけし、顔真っ赤にして起こしたり、
熊の毛皮触ったりして、いよいよ知床峠頂上へ。

さあ、もうすぐ頂上だ!
といったところで、ポツリと雨が当たった。

ここまでずっと晴れだったので、完全に天気をなめていた僕は、
まあ少ししたら止むんじゃね、と楽観視して走る。

するとどんどん霧が濃くなり、雨もひどくなり…
怖いやら寒いやら、震えながら走る。

知床峠頂上に到着。
霧でなんも見えんし、寒い。
急いでカッパを着込むも、寒い。
荷物だけでもパッキングしといてよかった…

下り坂はもう地獄。
ひたすら寒さと視界の悪さに耐えながら走ります。
泣きそうになりながら、羅臼道の駅に到着…

中に入って温まりたいけど、びしょ濡れだし、
カッパもどうしたものか…と思うと、気が引けた。
宿の予定も特に考えず、また出発。

が、中標津手前のあたりで、いよいよ寒さに心折れる。
適当なところで、近場の宿を探し、もう入ることにする。
時刻は15時ぐらい…

とにかく温泉に入りたかったし、いろいろ乾かしたかったので、
個室でドライヤーも使える、温泉もあるということで、
中標津のトーヨーグランドホテルに決定。
北海道は温泉に困らないのでいい。

ガタガタ震えながら一目散に宿をめざし、到着。
すぐに靴やグローブを乾かし、服やカッパを干す。
温泉に浸かって、冷えた体を温め、癒す。

さすがに雨をなめすぎていました。
こうまで疲れるものとはまったく思っていなかった。
しかも、カッパがほとんど機能しない。
ざる警備もいいところである。ずぶ濡れ。
まあ、ケチって登山用のを流用してるせいだろうけど…

ホテル内でカニみそラーメン食べて、もっかい風呂入って、
早めに就寝…
PR
この記事にコメントする
お名前
タイトル
文字色
メールアドレス
URL
コメント
パスワード   Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
カレンダー
04 2024/05 06
S M T W T F S
1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31
フリーエリア
最新記事
(05/14)
(03/07)
(02/25)
(12/17)
(10/20)
最新TB
プロフィール
HN:
tomato
年齢:
33
性別:
男性
誕生日:
1991/03/23
趣味:
バイク 旅行 音楽鑑賞
自己紹介:
社会人一年生。


旅行が好き。手段は問わず。
神社仏閣や、日本の原風景が好み。

バイクが好き。レトロチックなやつ。
Brough Superior SS100は、
この世で一番カッコいい。
愛車はエストレヤRS(01年式)

ゲームが好き。
UO@飛鳥
禅都在住。ハウジング最高!


絵:ぼるさん
感謝!
バーコード
ブログ内検索
Photo by 音信不通
忍者ブログ [PR]